■めっき製品の仕上り均一化
処理液の管理
表面処理工程において、重要なポイントは液管理。 処理液の微妙な変化(濃度・バランス・温度・不純物混入など)で、めっき製品の仕上りが変わります。
又、トラブルの要因となる可能性もあります。
弊社では、全ての処理液に於いて、徹底した液管理を実施。 処理液のバラツキを低減、一定になる工夫をしています。
蛍光X線による定量分析
滴定による定量分析
ハルセル試験による定性分析
工程管理
同じ商品を以前処理した物と今回処理した物とで、外観や品質など、めっき製品の仕上りに違いがあっては困ります。
処理液が一定条件で管理されても、めっきする製品の形状や大きさ、めっき厚さの指定等により、 個々の処理条件は、変わります。
(バレル投入量・処理時間・電気量・乾燥条件など) 弊社では、それらの処理条件がシステムに登録されており、『加工現品票』に出力されるなど めっき製品の仕上り均一化に工夫をしています。